医療安全への追求

当院の診療環境づくり

患者さまが当院で診療を受けていただく際には、スタッフ一同さまざまな場面で気を配り、クリニック運営を行っています。


当院の診療環境づくり

当院ではさまざまな取り組みをとおして、患者さまとのコミュニケーション、患者さまのストレスや身体的リスクの軽減、個人情報の保護に努めます。

【取り組み】インフォームドコンセント

【取り組み】インフォームドコンセント

ご自身のお口の中の状態を把握していただき、どのような治療を行うのか、ゴールをどこに定めるのかなどについてしっかりと話し合う時間を大切にしています。


カウンセリングシステム

当院では何よりも患者さまとのコミュニケーションを大切に考え、カウンセリングシステムを構築しています。

見積書

ドクターカウンセリング時に、見積書を作成しています。高額となる場合もありますので、しっかりと検討いただいてから治療に入ります。


データの開示

検査結果や治療計画などのデータはご要望に沿って開示を行い、透明性を保持しています。治療終了時にも、治療前後の比較や今後のメインテナンス計画をまとめた冊子をお渡ししています。

【取り組み2】被ばく対策

【取り組み2】被ばく対策

歯科診療では、歯の内部の状態を知るためにレントゲン撮影が欠かせません。当院では放射線量の少ない歯科用レントゲンを使用し、更に妊婦さんなど被ばくに慎重にならなければいけない方には防護用エプロンを着用いただいております。

【取り組み3】感染予防対策

【取り組み3】感染予防対策

歯科診療では唾液や血液が飛散しやすく、感染対策が不可欠です。当院では院内の清掃をすることはもちろん、各種滅菌機器を取り揃え、滅菌専門のスタッフが滅菌・消毒を行っています。


ディスポーザブル

患者さまごとに使用するうがい用のコップ・エプロン・ペーパータオルは、ディスポーザブル(使い捨て)のものを使用しています。


当院の滅菌処理

当院の治療では、必ずオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で滅菌処理をした器具を使用します。治療中によく使用する基本パックからマイクロモーターやタービン(切削器具)、シリンジ(エアーを吹きかける器具)に至るまで、個別にパッキングして滅菌処理を行っています。


口腔外バキューム

歯の治療時に発生するミストや切削粉が診察室に撒き散らされるのを防ぐために、口腔外バキュームを装備したチェアを使用しています。口腔外バキュームで吸引することで、衛生的な環境のもと治療を行うことができます。


殺菌水治療システム

当院では次亜塩素酸水(エピオス)による殺菌水治療システムを導入しています。殺菌といっても、このエピオスは元来人体に備わっている殺菌成分のため人体に悪影響を及ぼすことはありません。悪玉細菌を除菌しながら、なおかつ人体に影響が少ない機能水、それがエピオスです。当院では、水が流れるあらゆる場所にエピオスシステムによる機能水が用いられており、専門機関の水質検査においても「細菌の発生が見られない」という結果を得ております。


「院内感染防止体制」について


●院内感染を防止するため、当院は下記内容の順守に努めております。
・治療に利用する器具を患者さまごとに交換する、専門の医療器具を用いて滅菌処理を確実に行うなど、院内感染の防止対策を的確に行うこと
・治療の際に飛び散る細かな物質を吸収する口腔外バキューム等を設置すること
・AEDの設置や連携先医療機関など、緊急時の対策を講じること
・緊急時の応急救護、院内感染対策などの医療安全に係る対策の研修を修了すること

【取り組み4】個人情報保護

【取り組み4】個人情報保護

当院では個人情報の取り扱いにも慎重を期しています。


個人情報の取り扱い

カルテに記載されている個人情報はもちろん、レントゲン写真、歯型の模型、口腔内写真などの情報が外部に流出しないよう細心の注意を払っています。また、個人情報を含む書類を廃棄する際には、シュレッダーで断裁しています。シュレッダー処理できないものに関しては、適切に医療廃棄物処理を行います。

カルテの取り扱い

カルテ庫は、鍵のかかるシャッター付きタイプを使用しています。


守秘義務

第三者に対して患者さまの情報が漏れないよう、守秘義務の遵守をしております。


WEB

患者さまの情報をWEB上で使用させていただきたい場合は、必ずご本人に許可を得るようにし、掲載する際も個人が特定できるような情報は除いています。